カリモク60＋のダイニングチェアを選ぶ理由

こんにちは。
VANILLA郡山店のイガラシです。

唐突ですが、カリモク60に「＋」がついてる「カリモク60＋」はご存知でしょうか？
「カリモク60」については以前「カリモク60の誕生」にてお話させて頂きましたが、実は「カリモク60＋」という位置づけの商品があるんです。

これまでのブログはこちらから↓
■カリモク60の誕生

■カリモク60張地のすべて

■カリモク60張地のすべて②

■カリモク60木部と塗装のすべて

■カリモク60Kチェアとロビーチェアの違い

カリモク60＋のプレート

「カリモク60」とは1960年代から作り続けている家具、現在でもデザイン価値の高いものを復刻したもの。
「カリモク60＋」とは現代生活に合うアイテムを新たに開発、カリモク60のDNAを受け継ぎ、新たに生み出されたこれからのロングライフデザインになり得るデザイン。
となりますが、違い、分かって頂けましたでしょうか。
カリモク60の商品と言えばKチェアやロビーチェアなどリビング回り、カリモク60＋はダイニングチェアやデスクが多い印象ですかね～

前置きが長くなりましたが、今回の「カリモク60とは」は「カリモク60＋とは」に変更！
カリモク60＋の商品で売れ筋の商品と言えば、やっぱりダイニング関係ということで、今回はダイニングチェアについてご紹介したいと思います。

左アームレスダイニングチェアⅡ、中央アームレスダイニングチェア、右ダイニングチェア

ダイニングチェアは大きく分けて3つ、アームレスダイニングチェア、ダイニングチェア、アームレスダイニングチェアⅡとなっています。
アームレスダイニングチェアはその名の通り、アームがなく、出入りがしやすいダイニングチェアであり、安定した座り心地。
また、ダイニングチェアはアームがあるタイプ、こちらだとダイニングでゆっくり過ごしたい、食事をするだけじゃなく団らんも大切にしたい方におススメしています。
アームレスダイニングチェアⅡは背もたれが木で出来ている、座面が広めのチェア。
背もたれが木なので固くて痛いんじゃ‥なんてお話もありますが、まったくそんなことはありません。
フィット感は絶妙であり、肩甲骨にも当たらず個人的には特におススメしたいダイニングチェアとも言えます◎
ちなみにアームレスダイニングチェアⅡのみ、オプションとなりますが座面のカバーがつけられます。
なので食べこぼしが気になるから座面の張地は合皮のブラックに、冬はひんやりするからファブリックのカバーをつけよう！そんなことも可能なのです◎

座面の内部

カリモク60＋ダイニングチェアの最大のポイントは座り心地。
長時間座っても疲れにくい仕様となっています。
張地の下にスラブウレタン、その下にあるチップウレタンで適度な弾力を持たせており、また座板は真ん中がくり貫かれた木枠となっていて、布バネと呼ばれる伸縮性のあるポリエステル製のある布地が張られているのです。
軽量化と底付き感のないクッションを実現、だからこその選ばれる理由となっているのです。

また、Kチェア同様、座面部の強度と椅子全体のフレームの強度計測も行っております。
60kgの重りを乗せた状態で3万回傾ける試験（耐久テスト）に合格しなければ商品化されないといったカリモクならではの構造設計が、より安心感を与えていると確信しております◎

予備知識として。
カリモク60＋ダイニングチェアのつなぎ目は「地獄ほぞ」という名がついております。
ほぞの先にくさびを半ば打ち込み、そのまま他材の蟻穴に打ち込む方法を使用しています。
くさびがほぞで広がり、抜けなくなる構造、さすがカリモクですよね！
ちなみに座面だけにはなりますが、パーツ購入が出来るので末永いお付き合いはもちろんです◎

今回は3点のダイニングチェアのみのご紹介となりましたが、次回はダイニングテーブルとの兼ね合いやサイズ感、差尺のお話など盛りだくさんになりそうです～＊

次回もお楽しみに！