カリモク60木部と塗装のすべて

こんにちは。
VANILLA郡山店のイガラシです。

「カリモク60とは」第3弾！
今回はカリモク60の木部と塗装について、第1弾にて若干お話させて頂き、重なる部分があるかと思いますが、もう1度お付き合頂ければ嬉しいです～

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■カリモク60の誕生

ラバートリー材/ウォールナット色

カリモク60の商品使用材料といえば、ラバートリー材（ゴムの木）。
はっきりとした木目はなく、プレーンな表面が特徴、もともと廃材としていた木材をカリモク独自の処理を施し、家具用材料として使用、25年～30年周期で栽培できるため、環境に優しい材料として注目されています。
Kチェア、リビングテーブルの木部カラーは、ウォールナットとカフェブラウンの2色展開。
ちなみに、定番Kチェアスタンダードアイボリーの木部カラーはカフェブラウンとなり、パキッとした色合いが特徴的◎
アイボリー以外のラバートリー木部カラーはウォールナットと優しい印象、カジュアル感が欲しいあなたにおススメです。
他、ダイニングシリーズの木部はウォールナット・モカブラウンとなり、ウォールナットは同色となりますが、カフェブラウンとモカブラウンでは多少ですが違いがあります。
カフェブラウンとモカブラウンを比べるとカフェブラウンの方がやや濃いブラウンに感じますね～
また、木部カラーはカフェブラウン、モカブラウン、ウォールナットの他にヴィンテージチークやピュアビーチなど木材・商品によってカラーを選別しています◎

ナラ材（オーク）/ヴィンテージチーク色

こちらはナラ材、ヨーロッパではオークと呼ばれている木材で古くから家具や家の内装材、扉などに幅広く活用され、King of Forest（森の王）と呼ばれています。
木目が美しく、耐久性もいいのが特徴で、高級家具用材料として用いれられ、また、お店で展示してあるカリモク60＋カップボードのオーク材ヴィンテージチーク色は、高級感だけじゃなく馴染みやすさも兼ね備えているのです～

ブナ材/ピュアビーチ色

こちらはブナ材、ヨーロッパではビーチと呼ばれる木材の一種で、ナラ材同様、古くから家具用材料として使用されてきました。
生地は白っぽく、木目も細やかで優しく、軽く自然な風合いを持つ木材として広く親しまれています。
お店ではカリモク60＋ダイニングテーブルの主材がブナ、カラーがピュアビーチとなります。
ピュアビーチ色は自然の美しい木目と材色をそのまま生かした仕上げなので、ダイニングテーブルの天板（アネグレ突板）もマットな仕上がりとなっております。

チェリー材/チェリーナチュラル（無着色）

こちらはチェリー材、使い込むほどに飴色に変色し、高級感は抜群◎
木肌は緻密で表面の仕上がりは美しく、丈夫で味わいがあります。
定番のカリモク60には登場しない木材となり、カリモクプレミアムラインとして実店舗販売限定のフラノベージュ（リビングテーブルS）のみ使用されています。
アームトップの滑らかさは、チェリー材により更に滑らかな手触り、またお店のフラノベージュの展示期間は3年半ほど経っているので経年変化が著しく感じられます。
また、カラーは無着色となり、クリア塗装だけのナチュラルな仕上がりとなっています。

オーク材/ナッツシェル色

ちなみに、こちらもオーク材となりますが、カラーはナッツシェル色と無着色に見えますが、実はちゃんと塗装されています。
正直ちょっと分かりづらいですね‥
直接見てもなんとなーくそうかも。。くらいなのでお店でじっーくり観察してみて下さい苦笑。

塗装表面のお手入れ方法ですが、基本的に柔らかい布で、擦り過ぎないよう軽く埃を取るように拭いて頂ければ問題ありません◎
固い布や砂ぼこりの付いたような布、または化学雑巾の使用は、塗膜変色や表面が剥げたりする原因となることもあるのでNGとさせて頂きます。
目立つ汚れは張地と同じ方法「中性洗剤をぬるま湯に薄め、浸した布を固く絞って擦りすぎないよう拭く」そして、必ず水分を残さないよう空拭きしておくことが大切となります。

木はそれぞれに個性があり、一つとして同じものがない、本物の天然木ならではの魅力があります。
だからこそ一つ一つの個性を見極め、またカラーで楽しむ。
木部や塗装だけでもこんなに楽しみがあるんです◎

今回はここまで。
次回もお楽しみに＊