vanillaで買える王道インテリア【第2弾】

vanilla郡山店のクロサワです。

今日はvanillaで買える王道インテリア【イームズ編】です！
遂にイームズのブログを書く時がきました。僕が一番好きなデザイナーでデザイナーズ家具に目覚めたキッカケでもあります！今回はイームズの中でも人気のイームズシェルチェアについてご紹介していきたいと思います。

この間書かせて頂いたvanillaで買える王道インテリア【第1弾】もあるのでよろしければ合わせてチェックしてみて下さい！

かなり有名なイスですが知らない方のためにご紹介すると、シェルチェアには大きく分けて2種類の形があり、アームがついているアームシェルチェアとついていないサイドシェルチェアです。どちらも座面と背もたれが一体成形型のイスです。アームシェルチェアは座面が広めでアームもあるのでゆったりと座れるのが特徴です。サイドシェルチェアはアームがない分スリムなデザインで複数のイスを並べた時もあまり幅を取らずに配置できます。後にご紹介しますが、ウッドシェルチェアとワイヤーシェルチェアに関してはサイドシェルチェアのみの展開となります。

サイドシェルチェア（左）アームシェルチェア（右）

シェルチェアには素材違いが4つあり、ポリプロピレンという一般的にプラスチックと呼ばれているものと同じプラスチックでもガラス繊維が入っている強化プラスチック（ファイバーグラス素材）と木材で出来ているもの、ワイヤーでできているものがあります。

素材によって見た目や座った感覚が異なり、ポリプロピレン（プラスチック素材）だと適度に柔らかく背もたれがしなってくれるのでとても座りやすいです。長時間座っていても疲れにくいです。しなると聞くと壊れるのではないかと心配になりますが、きちんと強度はありますので安心してお使いいただけます！カジュアルな印象でどんなインテリアにもなじみます。

ポリプロピレンタイプ

ポリプロピレンの表面の質感、少しザラザラな感じです

ファイバーグラス素材は1950年代の製造されていたオリジナル品、今でいうヴィンテージ品に使われていた製造方法は環境に悪いということで一度製造中止になりましたが、2014年に環境問題をクリアし復刻されたものです。プラスチックにガラス繊維を入れてより強化したものなので座った感覚も硬めの印象を受けますが意外にも座り心地は悪くありません。むしろ頑丈さを感じられるので安心してお使い頂けます。表面のガラス繊維が見えるのでレトロ感がありそこがまた良いところです。

ファイバータイプ

ファイバーシェルの質感、ツルツルしていて繊維が見えます

こちらのウッドタイプは2013年に発売されました。ウッドシェルは成形合板という技術を使い木材を3Dに成形しています。成形合板の特徴としては軽くて丈夫なところで、耐荷重も130キロまでとかなりしかっりしています。これはイームズが作ろうと奮闘していたもので当時の技術では作れなかったシェルチェアになります。このウッドシェルチェアを見たらイームズは感動するに違いないと思います！見た目もそうですが座ると木の温かみを感じられるイスです。

ウッドタイプ

ウッドシェルチェアの質感、木目が凄く綺麗です

最後はワイヤーシェルチェアです。このイスはもう座れる彫刻と言っても過言ではありません！そこに存在していないようで存在する不思議な感覚になります。構造自体はワイヤーを溶接で繋ぎシェルの形を作っています。一見座りにくそうに見えますが意外に座りやすいです。最近展示が始まったので僕も初めて座ってみましたが、座面のワイヤーの曲線がお尻にフィットしていい感じです。