僕にとってのロマンの塊。

vanilla郡山店のクロサワです。

デザイナーの中ではイームズ夫妻が1番好きな僕には将来手に入れたいプロダクトが1つあります。それはイームズラウンジチェア&オットマンです!本当にこのラウンジチェアはカッコイイんですよ!買えるなら今すぐ買いたいくらいです…
今回は夢と希望を膨らませながらイームズラウンジチェアを余談を含めつつご紹介していきたいと思います!

早速ですが写真を見てもらいましょう!

惚れ惚れしてしまいます

イームズラウンジチェア&オットマン(サントスパリサンダー)

後姿が美しい

後姿は木目が堪能できるデザイン

この迫力凄くないですか!?家具に興味が薄い人ですらこのラウンジチェアを見るとカッコイイと男性女性問わずに言います。それくらい人々を魅了する力を秘めているんです。このラウンジチェアはイームズ夫妻にデザインされ1956年から作り続けられているプロダクトです。普通に考えて1956年~2020年までの64年間、人々の支持を集めている家具って凄くないですか?僕の親ですら生まれていない時代の家具ですからね。

このラウンジチェアには少し面白いエピソードがあるので2つをご紹介します。1つ目はこのラウンジチェアを製造している本国アメリカでの話です。このラウンジチェアに座ったことがある方はご存知の通り座り心地が本当に最高なんです。肉厚の柔らかいクッションに肌触りの良い本革の感触、リクライニング機能を必要としない絶妙な角度の背もたれ。自然に寝落ちしてしまいそうになるほど快適で、どれをとっても文句なしです!ただ僕とは違ってこの話の主人公は1つ文句があったそうです。「思わず寝てしまって仕事にならない!」そうです、これを理由に訴訟問題があったのです!さすがアメリカ…でもこの理由ならデザイナーとしても悪い気はしませんよね。だって褒め言葉ですもん!

頑張って仕事をしていても...

頑張って仕事をしていても…

寝ちゃいますよね!

まぁ~寝ちゃいますよね!

2つ目のエピソードです。先ほど述べたようにこのラウンジチェアは1956年に販売が始まったプロダクトです。現代の技術というのは当時の人にとって想像すらも難しいものだったでしょう。僕にも未来がどんな風になっていてどんな生活を送っているのかなんて想像がつきません。例えばテレビですが、1950年代のモデルというととても分厚く、脚が付いて床置き型のようなものが多く出回っていたようです。それに比べ現在は薄型で軽く壁掛け、圧倒的に技術が進歩しています。ラウンジチェアに座って壁掛けのテレビを見る、そういう方もいるのではないでしょうか?実はそんな光景を当時予想していた資料が存在します!1956年にですよ、ビックリです!このエピソードは僕がイームズ夫妻をネット調べていた際に、この事について書かれているブログを見つけました。ついつい見入ってしまいましたね。残念ながら画像が準備できなかったので気になる方は調べてみて下さい。

僕の理想の過ごし方

僕の理想の過ごし方!

家具にとって大事な要素の1つにデザインがあります。どんなに良い座り心地で、どんなに良い素材を使っていてもデザインが悪くては人気にはなりません。僕はデザインには2つの意味があると考えており1つは芸術性、これは見た目の良し悪しを決める重要な部分です。もう1つは機能性。椅子の場合は使いやすさや座り心地にあたる部分です。ただこの2つが揃っているものって中々ないんですよ。
でもイームズ夫妻の家具は違います。ラウンジチェアに限った話ではないですがイームズ夫妻のプロダクトはこの2つを兼ね備えています。それはなぜか、理由は実践からデザインされたものが多いからです。製品化してから人々に座ってもらうのではなく、人々に座ってもらいそれを研究資料としてデザインされているプロダクトが多いからです。多くの人が座る=万人の人が座りやすい椅子に繋がります。実践を大事にしていたイームズ夫妻の事ですからラウンジチェアにもそういった要素が少なからず含まれていると思います。
ラウンジチェアは「19世紀イギリスのクラブチェアを20世紀の椅子としてイメージしたもの」このような思いで作り上げられた経緯もあり、全体的に豪華で重厚なデザインとなっています。肉厚なクッションとプライウッド(合板)、そして脚にはアルミ素材。まさにクラブチェアの進化版です!
モダンで美的な見た目と最高の座り心地、この2つが揃っているラウンジチェアはもはや万人受けすることは必然といっても過言ではありません。本当に最高傑作です。

肉厚クッション!

肉厚クッション!

サントスパリサンダーの美しいプライウッド

サントスパリサンダーの美しいプライウッド

足先までデザインが行き渡っている!

足先までデザインが行き渡っている!

イームズラウンジチェアはきちんとメンテナンスして付き合っていけば一生モノになる家具です。アメリカでおじいちゃんの使っていたラウンジチェアをリペアして孫が座っているという微笑ましい話なんかもあったりするので。今回はイームズラウンジチェアについて語ってみましたがいかがでしたでしょうか?皆さんも欲しくなりましたか?約半世紀前に作られたラウンジチェアに座る、それは僕にとってとてもロマンを感じれる時間なんです。あーラウンジチェアが欲しい!本当はもっとお伝えしたいことが山ほどありますが、長くなってしまうので今回はここまでにします!
vanilla郡山店に実物があるので実際に座りたい方は是非お越しください!ちなみに現在イームズラウンジチェアがお得に買えるキャンペーンを開催中なのでほしい方はチャンスです!数量限定のためなくなり次第キャンペーンが終了となりますので是非この機会にゲットしましょう!

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