カリモク60新作発表会に潜入！！

VANILLA郡山店のニイツマです。

今日は先日カリモク60の新作発表会に潜入してきましたので、その一部をお届けします！

なお、今回ご紹介する情報は今後変更になる可能性があります。こんな商品がでるんだ！というくらいでご覧いただけると嬉しいです。

今回は人気のKチェアで新しい2種類のお披露目があった他、すでに展示をしているミストグレーシリーズやカフェテーブル1200ウォールナットなども展示がありましたが、これらすでに展示中ですのでご来店の際はぜひご覧になってみてください。

まずはKチェアSHIBAタープグリーン。

限定Ｋチェア SHIBA_タープグリーン

英語！？と思いきや、ローマ字読みで「シバ」で芝生の芝ですね！芝生をイメージしたファブリックで、通常のファブリックにはない工夫が隠されています。

刺繍がかわいらしいですが、芝部分をなんとハサミで切ります。そうすると草むらの中から生き物たちが出てきます！ソファの張地を自分で切るのは少々勇気が要りますが、これまでのソファにはない新しいスタイルのテキスタイルデザインですよね。

ハサミで切って自分だけの一脚に

こちらのファブリックはテキスタイルデザイナー、氷室友里さんによるデザイン。氷室友里さんは日本とフィンランドでテキスタイルを学び活動しています。人と布との関わりの中に驚きや楽しさをもたらすことをテーマにテキスタイルブランド「YURI HIMURO」のデザインも行っています。2017年にアメリカのデザイン誌dwellが選ぶ注目の若手デザイナーYoung Guns2017にも選出されています。

今回のKチェアに採用されたSHIBAも単なる1枚のファブリックではなく、小さな仕掛けと工夫が詰まったファブリックとなっています。切り方にルールはなく、自分が思うままにハサミで切ることができます。お子様がいらっしゃれば一緒に楽しむこともできますね！このファブリックは耐久性の兼ね合いから、背もたれの裏側のみでそれ以外は通常のタープグリーンと同じ仕様となります。

続いて、Kチェア樽ものがたり_ベスパ。

限定Ｋチェア樽ものがたり_ベスパ

こちらはお酒好き、特にウイスキー好きにはたまらない仕様です。というのも、このKチェアに使われる木部分はウイスキーの熟成で使われた樽を再利用しています。通常のオークとくらべてもやや色味も異なり重厚さが生まれ、ひときわ味わいのあるKチェアが誕生しました。

長きにわたりウイスキーを熟成させた樽

樽材の再利用という事で、各パーツは集成材となります。樽は形を見ればわかりますが湾曲しています。まずはそれを蒸して曲げ伸ばすところからスタートするわけですが、アームトップなどは厚みが足りません。そこでいくつか伸ばした樽材を繋ぎ合わせて1つの部材として活用します。今回のKチェアもアームトップだけでも4枚分の樽材が使われています。他の部材も1枚以上の樽材を繋ぎ合わせているので、より個性が楽しめる仕上がりとなっています。

個性ある仕上がり

張地は以前、限定企画で開催したカスタマイズユアKでもあったベスパという生地です。ちょうどvanillaでもイチオシの生地としてピックアップしていたものです。その時のブログも参考までにご覧ください。

参考記事：大人なKチェアを選ぶなら

こちらのブログでも触れている通り、合わせやすい無地で質感がよく、ほど良いムラ感のある表情が楽しめます。まさに今回の樽ものがたりにピッタリな生地と言えます。カラーは黒に近いブラウン。男性の心をグッとつかむこと間違いなしですね！ウイスキーを熟成させた樽材で出来たソファに座りながら嗜むウイスキーは想像しただけでニヤニヤしちゃいますね。

現在Kチェアのヴォルテライトブラウンにオーク材が使われてますが、ヴォルテはナッツシェル色に塗装がされています。今回の樽ものがたりベスパに関してはピュアオークという素材を活かした仕上げになっていますので、表情はかなり違います。

いずれも実店舗限定の商品で展示をしている店舗のみの販売です。今でいうフラノベージュやヴォルテライトブラウンと同じ位置付ですね。定番のＫチェアと違い、素材の個性が強く出るシリーズなのでしっかりと取扱い店でご覧いただいてからのご購入となります。もちろんフラノベージュ、ヴォルテライトブラウンも展示中ですのでぜひお試しください。

現時点では今年の10月頃を目標に調整中との事なので、今から楽しみですね！vanilla郡山店でも展示予定ですので、新しい情報が入り次第改めてご紹介させて頂きます。

※本文中に記載がある価格は2018年6月現在の価格となります