天童木工柳宗理のバタフライスツール

新年あけましておめでとうございます。
VANILLA郡山のイガラシです。
初詣は行かれましたか～？
実は私、人混みが苦手なことを理由に、良くないよな～と思っていながらも行ってません汗。
んーーー。。やっぱり今日の帰りにでも手を合わせてこようかなと今更ながら怯えてきました笑。

さて、今回ご紹介したい商品は、正面から見ると漢字の「天」や神社の鳥居なども想起させられる天童木工、柳宗理のバタフライスツールとなります。
天童木工と言えば、2016年リオ五輪の卓球台を作ったことでも有名になりましたよね～
そういえば、去年、郡山宇都宮スタッフで天童に行こう～って話してたのに、結果行ってない‥
今年は絶対行こうね～！！笑

話が脱線してしまいました‥苦笑。

すみません、戻します。

バタフライスツール　48,600円（税込）　ローズウッド　W42.0 D31.0 H38.7 SH34.0cm

インテリアにあまり興味がない方でもご存知の方が多いと思われる名作中の名作。
その名の通り、蝶が羽ばたいているかのような形状がその名前の由来となっており、日本のプロダクトデザイナー柳宗理が1954年にデザインした、印象的でかつ軽やかなフォルムは日本ならではの発想、手遊びのように紙を折り曲げる中で生まれたそうです。
展示はローズウッドの濃いカラーのみとなりますが、メープルというナチュラルカラーもバリエーションとして展開中です◎
ローズウッドといえば銘木であり、ブランド価値として一定の地位がある木材、またメープルは年々味のあるカラーへ、飴色に少しずつ経年変化していきます◎
メープルもローズウッドと同額の48,600円（税込）、正直どちらも魅力的です！
また、昨年2016年に60周年を迎え、これまでもこれからももっと多くの人々を魅了するバタフライスツールに大注目なのです！

チャールズ＆レイ・イームズ夫妻

柳宗理のバタフライスツールには切っても切れないチャールズ・イームズとの縁があります。
イームズのレッグスプリントはご存知でしょうか。
レッグスプリントとは負傷した人間の足を固定する添え木であり、イームズの最初の作品。
これらを知り、成形合板で何か作れないかと試行錯誤し完成したスツールがバタフライスツールと言われています。
同一の成形合板2枚を組み合わせ、1本の金属棒で結合するとシンプルな構造ですが、木目まで左右対称に組み合わせており、厚さがわずか7mm、図面に頼ることなく手の感覚を頼りにしたモデルを形にするには、天童木工の木工技術が不可欠だったのです。
また、左右対称に支えあう姿を夫婦が支えあう姿に重ね、結婚のお祝いに選ばれることも多いです◎
こんな素敵なものを貰えたら涙ものですよね！

イームズウッドシェルチェアローズウッドの一種サントスパリサンダーと

欧米の成形合板技術と純日本的な部分を組み合わせてしまうなんて‥
柳宗理のセンスに溜息が出るほど心躍ります！
世界的にも認められている作品なので、ニューヨーク近代美術館や家具としては珍しいパリのルーブル美術館にまで永久コレクションされているそうです。
海外に行く機会があれば、是非とも見てみたいものです！

※本文中に記載がある価格は2018年1月現在の価格となります